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たった3日間の家族

2024年09月18日 | スタッフブログ

先日、自宅前の道路で子猫を保護しました。獣医によると、生後1.5ヶ月から2ヶ月未満とのこと。ガリガリに痩せた白地に茶色のブチの小さな雄猫です。

キャットフードを与えるとガツガツと勢い良く完食しました。野良猫生活をしばらく送っていたことが想像できます。息子は猫にハートという名前をつけて飼う気満々です。

しかし、全身の様子を観察すると心配な点がいくつかあります。ハートは犬が吠えても、大きな物音がしても耳を動かす様子が見られません。もしかしたら聞こえていないかもしれない。目も光が感じられても、片目の瞳孔が細くなりません。視力も良くないかもしれない。頭の上には膿の溜まったような柔らかなコブが大きくなっていきます。動物病院で膿を抜き、レーザーを当てて治療をしている最中、痙攣のような動きが見られました。治療は中断。自宅に連れて帰り様子を見ることに。食欲はあり、食べた後はいい子に寝ています。おとなしすぎて心配なくらい。明け方、餌の催促をしてにゃーにゃー鳴く声で目が覚めました。よかった。元気そう。

しかし3日目の夕方、大きな痙攣発作が頻発。泡を吹き、舌を噛んだのか口から血が流れます。慌てて動物病院へ駆け込み、痙攣止めの注射をし落ち着いたように見えましたが、獣医から脳に異常があるかもしれない。今夜再度発作があれば命が危ないと言われました。

覚悟を決めて自宅に連れて帰り、夜7時から息子→私→母→私→息子と抱っこのリレーをしながらハートの体をさすり続けました。聞こえていないかもしれないけれども、声をかけ続けました。匂いはわかるかもと顔周りを撫で続けました。
真夜中2時、小さな痙攣を起こしハートは天国へと旅立ちました。

たった3日間でしたが、ハートは間違いなく私たちの家族でした。野良猫ではなく、家族に包まれて天国に送り出せて良かったと思っています。
ありがとうハート。忘れないよ。また会おうねハート。
たった3日間の家族

事務員 CK



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