白いカラスの思い出

年末の大掃除をしていると、色々と懐かしいものが見つかる時があります。
昨年末には、昔飼っていた白いカラスの写真が出てきました

白いカラスと言っても真っ白ではありません。ちょっと見には鳩みたいです
名前は「ビル君」　
とても頭のいい子で、放し飼いにしていましたがどこかに行ってしまうこともなく、「ビルくんおいで‼」と呼ぶとまるで鷹のように電線から腕に飛んできました‼
光り物が好きで、道端に落ちているガラスの破片や金属、瓶ジュースの王冠や缶ジュースのプルタブなども拾ってきて、必ず父の作業靴の中に隠していました。
見つかるたびにビルくんの宝物は捨てられていましたが・・・。
近所の草刈りをしているおばさんおじさんにも懐き、名物カラスになっていきました。遊んで欲しい時には空から訴えるのではなく、地面に降りて「カー！カー！」とおねだりします
学校帰りの子供たちにも遊んでのおねだりをして後を付いていきます。動物の好きな子はいいのですが、大きな鳥が「カー！カー！」と騒ぎながら追いかけてくるのは、小さな子にとっては恐怖だったようで苦情が来てしまい、ビル君は小屋に閉じ込めなければならなくなりました。
閉じ込めてからのビル君はカラスが変わったように暴れ、騒ぐようになり、その姿がかわいそうで、ペットショップのおじさんに紹介してもらい、黒いカラスを飼っているお宅にビル君を託すことにしました。写真はビル君を迎えに来てくれたおじさんの腕時計を欲しがっているところです。


その頃の我が家は、孔雀・雉・ニワトリ・チャボ・九官鳥・インコ・ウサギ・犬・猫・金魚・熱帯魚がいるミニ動物園状態で、保育園の子供たちもお散歩の途中で見学にきてくれていました

写真の色あせが時代を感じさせますね～

今の時代ならば、動画サイトでバズりまくったのにな～。
事務員　K